データ復旧のデータサルベージ 、今日の記事
データ用語集、vol.43の今回は「空冷ファン」をご紹介します。
コンピュータ本体内で発生した熱を排出し、
内部の部品を冷却するためのファンのこと。
金属フレームにモーターと羽根を納めた形状で、
電源が投入されると自動的に回りだして、風を起こして熱を外部に排出する。
コンピュータの筐体に取り付けて内部の空気を外に喚起するためのファンと、
コンピュータ内部マイクロプロセッサやビデオカードなど電子部品に密着させて
ICチップを冷却するためのファンの2種類がある。
コンピュータ内の部品に供給された電力は最終的に熱となって排出されるが、
近年の半導体の微細化・高密度化に伴い、
その多くは自然放熱では許容される温度以下に保ち続けることができない。
このため、積極的に冷却するための機器が取り入れられている。
その中でもっとも一般的なものの一つが冷却ファンである。
冷却ファンの他には、ヒートシンクや廃熱シート、廃熱ゲルなどが用いられる。
マイクロプロセッサの中にはファンで冷却しなかったり、
熱で内部は破壊されてしまうものもあり、
注意が必要である。
